今日は風も波も穏やかそうなので、外房の海に来ました。
勝浦の海は二回目。今日は、前回と違って暖かいし、風も波も穏やか。
風速3mの北から東の風。
興津から出て守谷、鵜原を越えて勝浦中央海岸まで行こうかなあ?と思いましたが、
浅瀬と隠れ岩が怖い。
勝浦の海中公園の手前でUターン。
鵜原海岸でお昼寝しよう。
それにしても、鵜原理想郷というくらい風光明媚なところですが、海から見ると荒々しい、、
穏やかで綺麗な鵜原海岸。今日は波も無くサーファーがいない。ここでアンカリングして昼寝。
最高だな、ここ。うとうと、一時間。
幸せー!
ゆっくり大人の休日。
ゆるゆる隣の守谷海岸に。
人も少なく、いい感じ。
キャンピングカーが泊まってます。ああいうの憧れるよなあ!
鳥居の近くを通り、守谷海岸に初上陸。
すると
「これってカタマランですか?」
小学生くらいの男の子
「胴体が三つだからトリマランって言うんだよ」
「乗りたいなあ、、」
「お母さんがいいって言ったら乗せてあげるよ」
「やったー、!」
きっと、危ないからダメと言われて、しょんぼりして帰ってくるんだろうなあ、、
と思いきや、お母さんとお姉ちゃんと一緒に戻ってきました。
「是非お願いします」
というわけで
「あのキャンピングカーでキャンプしてるんだ」
「いいなあ、おじさんも、あんなのが欲しかったんだよなあ」
「買っちゃえばいいじゃない」
「あんなの買ったら、嫁さんに怒られちゃうよ」
「なんで?」
「お金の無駄使いって」
「女がいらないって言っても、買うのが男なんだよ」
「な、なるほど、やっぱりそうだよね」
素晴らしい!この年で男のロマンをしっかりわかってる!
とても賢い子で、お父さんの事が大好き。お父さんの仕事や趣味のことを一生懸命話してくれます。
セーリングのセンスも秀逸で、風に対してすぐに真っ直ぐに走らせられるように。
普通タックした後にラダーを戻せずぐるぐる回ってしまうものですが、教えてもないのに、すっともどします。
「まだ、乗りたい」とせがまれたこともありますが
賢い8歳の少年との会話が楽しく、風が丁度よくセーリングを楽しめるものだったので時間を忘れて湾内をぐるぐる、、
ふと気付くと風が強くなっていました。もう帰らなきゃ、、
少年を浜に降ろして帰ります。
出艇して振り返ると少年が浜を走ってきました。
「お父さんがコーヒー飲みませんか?って」
本当はいただきたかったのですが、風が心配だったので海上から大きく手を振りました。
遠くでキャンピングカーから、手を振ってくれているお母さん達が見えました。
結構吹いてきた、、波も出てきたし、、
追い風で良かったー
浜で解装していると、ゴムボで釣りをしていた人が話しかけてきました、同い年くらいかなあ?
びっくりするような鯛を釣ってました。80センチ以上?大きなクーラーボックスに入りきらない、、
しかも、もっとびっくりしたのは最寄り駅が同じ、佐倉市民。
「私、○×中です」「私は隣の中学校」みたいな、、
息子がバイトしていた居酒屋の常連さん。釣った魚は、そこに持っていくそうです。
帰り道、なんかカーナビが行きとは違うルートを選択するので、小湊鉄道沿いの道を走ります。
何処もかしこも桜と菜の花が咲き乱れて春爛漫。
今日は本当に房総の海に行って良かったなあー
ああ楽しかった!