少年と海〜102Leg

ryu733

2021年03月28日 04:09



今日は風も波も穏やかそうなので、外房の海に来ました。



勝浦の海は二回目。今日は、前回と違って暖かいし、風も波も穏やか。



風速3mの北から東の風。

興津から出て守谷、鵜原を越えて勝浦中央海岸まで行こうかなあ?と思いましたが、



浅瀬と隠れ岩が怖い。



勝浦の海中公園の手前でUターン。

鵜原海岸でお昼寝しよう。

それにしても、鵜原理想郷というくらい風光明媚なところですが、海から見ると荒々しい、、






穏やかで綺麗な鵜原海岸。今日は波も無くサーファーがいない。ここでアンカリングして昼寝。





最高だな、ここ。うとうと、一時間。

幸せー!



ゆっくり大人の休日。

ゆるゆる隣の守谷海岸に。



人も少なく、いい感じ。

キャンピングカーが泊まってます。ああいうの憧れるよなあ!



鳥居の近くを通り、守谷海岸に初上陸。



すると

「これってカタマランですか?」

小学生くらいの男の子

「胴体が三つだからトリマランって言うんだよ」

「乗りたいなあ、、」

「お母さんがいいって言ったら乗せてあげるよ」

「やったー、!」

きっと、危ないからダメと言われて、しょんぼりして帰ってくるんだろうなあ、、

と思いきや、お母さんとお姉ちゃんと一緒に戻ってきました。

「是非お願いします」

というわけで




「あのキャンピングカーでキャンプしてるんだ」

「いいなあ、おじさんも、あんなのが欲しかったんだよなあ」

「買っちゃえばいいじゃない」

「あんなの買ったら、嫁さんに怒られちゃうよ」

「なんで?」

「お金の無駄使いって」

「女がいらないって言っても、買うのが男なんだよ」

「な、なるほど、やっぱりそうだよね」

素晴らしい!この年で男のロマンをしっかりわかってる!

とても賢い子で、お父さんの事が大好き。お父さんの仕事や趣味のことを一生懸命話してくれます。

セーリングのセンスも秀逸で、風に対してすぐに真っ直ぐに走らせられるように。




普通タックした後にラダーを戻せずぐるぐる回ってしまうものですが、教えてもないのに、すっともどします。

「まだ、乗りたい」とせがまれたこともありますが

賢い8歳の少年との会話が楽しく、風が丁度よくセーリングを楽しめるものだったので時間を忘れて湾内をぐるぐる、、



ふと気付くと風が強くなっていました。もう帰らなきゃ、、

少年を浜に降ろして帰ります。

出艇して振り返ると少年が浜を走ってきました。

「お父さんがコーヒー飲みませんか?って」

本当はいただきたかったのですが、風が心配だったので海上から大きく手を振りました。

遠くでキャンピングカーから、手を振ってくれているお母さん達が見えました。



結構吹いてきた、、波も出てきたし、、
追い風で良かったー



浜で解装していると、ゴムボで釣りをしていた人が話しかけてきました、同い年くらいかなあ?

びっくりするような鯛を釣ってました。80センチ以上?大きなクーラーボックスに入りきらない、、

しかも、もっとびっくりしたのは最寄り駅が同じ、佐倉市民。

「私、○×中です」「私は隣の中学校」みたいな、、

息子がバイトしていた居酒屋の常連さん。釣った魚は、そこに持っていくそうです。



帰り道、なんかカーナビが行きとは違うルートを選択するので、小湊鉄道沿いの道を走ります。

何処もかしこも桜と菜の花が咲き乱れて春爛漫。







今日は本当に房総の海に行って良かったなあー

ああ楽しかった!





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