2014年05月30日
2014年05月25日
アドベンチャーアイランドって
4回アドベンチャーアイランドに乗ってみての感想は、「安心して海で遊べる」と「考え抜かれた扱いやすさ」です。特にセーリングについては初心者でも間違いなくすぐに乗れるようになる工夫が随所になされています。
セールと足こぎ、そしてパドルの3パターンの推力。どんなことがあっても帰ってこれます。
セーリングについては、
・フルバテンであることでセール形状が崩れず、高い帆走能力が維持できます。
セールの耐久力もこれによりアップしていると思います。(バテンとはセールカーブを整えるためにセールに縫い付けられたら袋に棒のようなものを入れます。
これを斜めに端から端までフルでバテンをいれることで、マストにセールが巻きとれるようになっているのです。
・また、ブーム(セールの下部分についている)が無いため、方向転換の時に頭をぶつける心配がありません。また方向転換の時にセールが頭の上を通過しますが、頭に当たらないよう、うまくカットされています。
ヨットが難しいのは、風の吹いてくる方向が分からなくなり、セールがいったりきたりして最悪、沈してしまうことですが、アウトリガー効果とこのセールの工夫で初心者でも安心してセーリングできるのです。
また、セールトリムで失敗したら、足こぎでリカバーすれば良いのです。
ホビーの回し者のようですが、カヌーとして買うものではなく初心者や私のような中高年者がヨットを始めるのに最適ではないでしょうか。
私が考える問題は、デカさです。5m弱あり、本体だけで35kg。慣れてしまえばいいのですが、これは置き場所にも困ります。
それと、ラダーは頑丈そうですが、ラダーを操作するレバーがチョット頼りない。強風でラダーが利かなくなったら一大事。今度、バックアップシステムを着けようと思っています。
つり道具も買ったのですが、今のところヨットとしてのポテンシャルを引き出すのに一杯で、なかなかカヌーとして遊べません。
今年の夏は、まだまだ楽しめそうです。
セールと足こぎ、そしてパドルの3パターンの推力。どんなことがあっても帰ってこれます。
セーリングについては、
・フルバテンであることでセール形状が崩れず、高い帆走能力が維持できます。
セールの耐久力もこれによりアップしていると思います。(バテンとはセールカーブを整えるためにセールに縫い付けられたら袋に棒のようなものを入れます。
これを斜めに端から端までフルでバテンをいれることで、マストにセールが巻きとれるようになっているのです。
・また、ブーム(セールの下部分についている)が無いため、方向転換の時に頭をぶつける心配がありません。また方向転換の時にセールが頭の上を通過しますが、頭に当たらないよう、うまくカットされています。
ヨットが難しいのは、風の吹いてくる方向が分からなくなり、セールがいったりきたりして最悪、沈してしまうことですが、アウトリガー効果とこのセールの工夫で初心者でも安心してセーリングできるのです。
また、セールトリムで失敗したら、足こぎでリカバーすれば良いのです。
ホビーの回し者のようですが、カヌーとして買うものではなく初心者や私のような中高年者がヨットを始めるのに最適ではないでしょうか。
私が考える問題は、デカさです。5m弱あり、本体だけで35kg。慣れてしまえばいいのですが、これは置き場所にも困ります。
それと、ラダーは頑丈そうですが、ラダーを操作するレバーがチョット頼りない。強風でラダーが利かなくなったら一大事。今度、バックアップシステムを着けようと思っています。
つり道具も買ったのですが、今のところヨットとしてのポテンシャルを引き出すのに一杯で、なかなかカヌーとして遊べません。
今年の夏は、まだまだ楽しめそうです。
2014年05月24日
チャレンジ やっぱりビビりで良かった
今日で4週連続の週末の海です。これまで仕事と家庭のこと以外、考えることが無かった私が毎日、週末の海のことを考えているなんて嘘みたいです。
今週は、葉山まで行ってみようと、ずっと考えてました。
地図で見てみると10kmくらいです。足こぎが時速6kmくらいでしょうか?風がなくても2時間で行ける計算です。
一つ心配なのが、この時期の晴天の日は朝北風のち南風ですから、和田長浜から葉山だと帰りは南風の逆風となります。
朝6時45分、和田長浜に到着。前回より更に手際よく艤装が完了。もう負担感はありません。車のラジオで今日は、南西の風が強いと言ってましたが、北の微風の中、7時半出航です。

出航直後から風が全くなくなりました。鏡のような水面を足こぎで進みます。すべるように進みます。荒崎を抜け定置網を避けながら佐島沖を漕いでいきます。

南からの大きなうねりが時折入るのがとても不気味。昔、葉山沖でヨットの練習に明け暮れてころ早い時間に南風が入ると大風になったことを思い出しました。
「南風が入り始めたら帰ろう。風が無くても9時になったら引き返そう。」大海原にいる爽快感と不安が入り混じりながらも船は順調に進みます。遠くに見えていた長者ヶ崎が大きくなってきました。

遠くに見覚えのある小さな灯台が見えてきました。葉山の入り口の裕次郎灯台。ここで9時になりました。

鏡のような海面に沖の方から色がつき始めます。南風が入りはじめました。

行きが足こぎで1時間半でしたから、帰りは上手く風に乗ればもっと早く帰れるはず。心配は向かい風と強風。方向転換し南風の微風の中、足こぎとの併用で沖に向かってクローズ(風上航行)で上ります。波風が弱いうちに風上(沖)に出しておけば強風になって風上に上れなくなった時でも帰れると。ビビり全開で一生懸命漕ぎます。
波が高くなってきました。風は今のところ快適なセーリングで足こぎとの併用でスピードに乗っています。行きに通り過ぎた定置網まですぐに戻ってきました。
荒崎を越えれば一安心。風がだんだん強くなっていきます。
荒崎の方に見覚えのある黄色いセールが小さく見えました。前回お会いしたAi乗りさんに違いありません。

1人でとても不安だったので、戻ってきた安堵感とあいまって一気に力が抜けました。先程までセーリングを楽しむ余裕は無かったのですが、荒崎沖を飛ぶように走りました。ヨットではこんなに岸よりを走ることがないのでAI乗りさんが釣り人の顔が見えるようなところまで近づくのを見てビックリしました。

着艇したのが11時、その頃には白波が出ていて後片付けが完了する頃にはこんな様子。

ビビりでなかったら、今頃こんな恐ろしい海に1人でいたかと思うとゾッとします。AIであれば、帰るには帰ってこれるそうですが、やっぱり怖い。またまた勉強になりました。カートップが出来れば葉山に上陸して車で戻ってくるなんてことが出来るのになあ。
今週は、葉山まで行ってみようと、ずっと考えてました。
地図で見てみると10kmくらいです。足こぎが時速6kmくらいでしょうか?風がなくても2時間で行ける計算です。
一つ心配なのが、この時期の晴天の日は朝北風のち南風ですから、和田長浜から葉山だと帰りは南風の逆風となります。
朝6時45分、和田長浜に到着。前回より更に手際よく艤装が完了。もう負担感はありません。車のラジオで今日は、南西の風が強いと言ってましたが、北の微風の中、7時半出航です。

出航直後から風が全くなくなりました。鏡のような水面を足こぎで進みます。すべるように進みます。荒崎を抜け定置網を避けながら佐島沖を漕いでいきます。

南からの大きなうねりが時折入るのがとても不気味。昔、葉山沖でヨットの練習に明け暮れてころ早い時間に南風が入ると大風になったことを思い出しました。
「南風が入り始めたら帰ろう。風が無くても9時になったら引き返そう。」大海原にいる爽快感と不安が入り混じりながらも船は順調に進みます。遠くに見えていた長者ヶ崎が大きくなってきました。

遠くに見覚えのある小さな灯台が見えてきました。葉山の入り口の裕次郎灯台。ここで9時になりました。

鏡のような海面に沖の方から色がつき始めます。南風が入りはじめました。

行きが足こぎで1時間半でしたから、帰りは上手く風に乗ればもっと早く帰れるはず。心配は向かい風と強風。方向転換し南風の微風の中、足こぎとの併用で沖に向かってクローズ(風上航行)で上ります。波風が弱いうちに風上(沖)に出しておけば強風になって風上に上れなくなった時でも帰れると。ビビり全開で一生懸命漕ぎます。

波が高くなってきました。風は今のところ快適なセーリングで足こぎとの併用でスピードに乗っています。行きに通り過ぎた定置網まですぐに戻ってきました。
荒崎を越えれば一安心。風がだんだん強くなっていきます。
荒崎の方に見覚えのある黄色いセールが小さく見えました。前回お会いしたAi乗りさんに違いありません。

1人でとても不安だったので、戻ってきた安堵感とあいまって一気に力が抜けました。先程までセーリングを楽しむ余裕は無かったのですが、荒崎沖を飛ぶように走りました。ヨットではこんなに岸よりを走ることがないのでAI乗りさんが釣り人の顔が見えるようなところまで近づくのを見てビックリしました。

着艇したのが11時、その頃には白波が出ていて後片付けが完了する頃にはこんな様子。


ビビりでなかったら、今頃こんな恐ろしい海に1人でいたかと思うとゾッとします。AIであれば、帰るには帰ってこれるそうですが、やっぱり怖い。またまた勉強になりました。カートップが出来れば葉山に上陸して車で戻ってくるなんてことが出来るのになあ。
2014年05月18日
ちょっと遠出
今日は、このまえAI乗りさんから聞いた城ヶ島に行ってみようと思います。低気圧が去った後の高気圧が張り出してくるタイミング。今日は安心して海に出れる風のはず。朝8時北風3Mくらいでしょうか?
前回よりも更にスムーズに艤装が終わり(30分くらい)出航です。富士山がきれいに見えます。
半袖でも寒くないですし、絶好のクルージング日和。ところが、出航したあとに急に不安が・・前回しまう時、スターンのキントンを開けて水を出した後、ちゃんと閉めたっけ?
もし空いていたら浸水してしまうのでは?遠出なのに不安になってきました。戻るのもなんだから、ブログで見たキレイだと評判の荒井浜に寄ってみます。
静かな入江とブログに書いてあったのできっとここだろうと思って近づいていくと「海上亭」と書いてあるお店と浜にリクライニッグチェアが並べられています。とても小さな静かな浜。遠くに見えている富士山とベストマッチ。
キントンは締まってました。一安心して一路城ヶ島を目指します。
カメラの地図とGPSで現在地を確認すると、すぐそこに見えている建物が三崎の港のようです。遠出のつもりでしたが、またしてもあっさり達成。
城ヶ島と三崎港を結ぶ大橋をくぐると房総半島がすぐ近くに見えます。今回も楽勝だったな、アドベンチャーアイランドって、やっぱり凄いな、なんて思っていたら、思わぬ落とし穴がありました。
さて帰ろうかと思い、方向転換をして走り始めましたが、先程通った橋がなかなか近づいてきません。むしろ遠ざかっていくような。
潮だと気付きました。それからは、必死です。風上に走ろうにも微風だし、流されてしまいます。漕いでも漕いでも少ししか進みません。行きは15分のところを三崎港を出るのに30分以上かかってしまいました。へとへとです。
港から出たのが10時半。南風が吹き始め、ゆっくり来た航路を戻ります。帰りは追い風でゆっくり、コンビニで買ったオニギリを食べながらのクルージング。
いい勉強になりました。
前回よりも更にスムーズに艤装が終わり(30分くらい)出航です。富士山がきれいに見えます。

半袖でも寒くないですし、絶好のクルージング日和。ところが、出航したあとに急に不安が・・前回しまう時、スターンのキントンを開けて水を出した後、ちゃんと閉めたっけ?
もし空いていたら浸水してしまうのでは?遠出なのに不安になってきました。戻るのもなんだから、ブログで見たキレイだと評判の荒井浜に寄ってみます。

静かな入江とブログに書いてあったのできっとここだろうと思って近づいていくと「海上亭」と書いてあるお店と浜にリクライニッグチェアが並べられています。とても小さな静かな浜。遠くに見えている富士山とベストマッチ。
キントンは締まってました。一安心して一路城ヶ島を目指します。
カメラの地図とGPSで現在地を確認すると、すぐそこに見えている建物が三崎の港のようです。遠出のつもりでしたが、またしてもあっさり達成。

城ヶ島と三崎港を結ぶ大橋をくぐると房総半島がすぐ近くに見えます。今回も楽勝だったな、アドベンチャーアイランドって、やっぱり凄いな、なんて思っていたら、思わぬ落とし穴がありました。
さて帰ろうかと思い、方向転換をして走り始めましたが、先程通った橋がなかなか近づいてきません。むしろ遠ざかっていくような。
潮だと気付きました。それからは、必死です。風上に走ろうにも微風だし、流されてしまいます。漕いでも漕いでも少ししか進みません。行きは15分のところを三崎港を出るのに30分以上かかってしまいました。へとへとです。
港から出たのが10時半。南風が吹き始め、ゆっくり来た航路を戻ります。帰りは追い風でゆっくり、コンビニで買ったオニギリを食べながらのクルージング。
いい勉強になりました。
2014年05月12日
いよいよ海上散歩
今日は、朝7時前に和田長浜に到着。快晴、北の風、微風の絶好の海日和。以前、ブログで見た小網代湾奥へのシーカヤックツーリングの写真が、とても素敵だったので、そこへ行ってみようと思います。
前回の反省を踏まえ、毎日、艤装のシュミレーションをしてきました。いっぺんにに運ぶと重いので、アウトリガーやマストは別々に浜に運びました。とても楽チン。

そこにAIに乗っている人が声を掛けてくれ、艤装のポイントなどを親切に教えてくれました。新しい海でのスタートは想像以上に順調で、なんか嬉しくなりました。
さて、いよいよ8時。出航です。この前落ちてしまっていたラダーもクリートがあることを発見して、スマートに上げ下ろしできました。北の微風の中すべるように走り、シーボニアマリーナのマンションがすぐに見えてきました。防水カメラも買ったので(GPS情報が地図上に表示されるので迷うこともありません)早速パチリ。

シーボニアの横を通り抜けると次々にクルーザーが出航していきます。みんなこちらを見て「あれはヨット?」などと言っているのが聞こえます。
そこから先は、外国のような入江の風景。風も入ってこないので足こぎで進みます。


そして入江の奥のビーチに上陸。
あまりに順調に目的を達成してしまい、次どうしようかなと考えながら、湾から出てセーリングしていると、全く同じ船が近づいてきます。

朝、浜でお会いしたAI乗りの方が追いかけてきてくれていたのでした。海外のYouTubeでしか見たことのない、同じAIでのランデブー。その後
1時間くらい風がなくなってしまったので、漂いながら、AIのことや、この海域のこと釣りのことなど教えてもらいました。
足こぎでゆっくり浜にあがったのが12時。4時間の海上散歩は期待以上のものでした。
その後、AI乗りさんのテントに伺い、この浜のことやキャンプのことなどを伺いました。
大満足の1日でした。
前回の反省を踏まえ、毎日、艤装のシュミレーションをしてきました。いっぺんにに運ぶと重いので、アウトリガーやマストは別々に浜に運びました。とても楽チン。

そこにAIに乗っている人が声を掛けてくれ、艤装のポイントなどを親切に教えてくれました。新しい海でのスタートは想像以上に順調で、なんか嬉しくなりました。
さて、いよいよ8時。出航です。この前落ちてしまっていたラダーもクリートがあることを発見して、スマートに上げ下ろしできました。北の微風の中すべるように走り、シーボニアマリーナのマンションがすぐに見えてきました。防水カメラも買ったので(GPS情報が地図上に表示されるので迷うこともありません)早速パチリ。

シーボニアの横を通り抜けると次々にクルーザーが出航していきます。みんなこちらを見て「あれはヨット?」などと言っているのが聞こえます。
そこから先は、外国のような入江の風景。風も入ってこないので足こぎで進みます。


そして入江の奥のビーチに上陸。

あまりに順調に目的を達成してしまい、次どうしようかなと考えながら、湾から出てセーリングしていると、全く同じ船が近づいてきます。

朝、浜でお会いしたAI乗りの方が追いかけてきてくれていたのでした。海外のYouTubeでしか見たことのない、同じAIでのランデブー。その後
1時間くらい風がなくなってしまったので、漂いながら、AIのことや、この海域のこと釣りのことなど教えてもらいました。
足こぎでゆっくり浜にあがったのが12時。4時間の海上散歩は期待以上のものでした。
その後、AI乗りさんのテントに伺い、この浜のことやキャンプのことなどを伺いました。
大満足の1日でした。