2015年09月23日
2015年09月22日
本気で釣りをしてみたら・・・

前回、遠出をして怖い想いをしたので、今回は近場と決めていました。せっかくなので、「本気で釣りをしてみよう」と思い立ちました。これまでは、海にいることが優先で、釣りは「釣れたらラッキー」くらいの位置づけでした。
天候も入念にチェックし、北風安定の今日、帰りの心配が無いよう北へ北へ岸より岸よりに進みながら、サビキを落とします。が、いつもどおりピクリともしません。荒崎沖でも期待を込めて落としますが全然ダメ。作戦を変え、佐島マリーナの方に向かいます。

今日の作戦は「留まり作戦」です。そもそもオキアミを落としていっても、船がものすごい勢いで風下に流れていきますから、オキアミを撒いている意味がないのでは?とずっと思ってました。

今日は、「アンカー=漬物石」を用意してきました。でも、ロープが20Mしか用意していないので、何回も落としてようやく、秋谷海岸にすごく寄ったところに船を留めることができました。定置網の風上、近くに漁船もいるので、絶対、魚がいるはず。
トランポリンのうえで、オキアミを補充し、サビキを落とします。2、3分くらいでしょうか?「ググー!」今まで見たことがない竿の動きです。「ついにかかった!」強く引くと糸が切れてしまいそうです。少しほっておいて、少しづつリールを巻き始めました。すると・・・

見たことのない魚。昨日、ネットで見た「メジナか?」 でも、嫁から「氏素性のわからない魚は、持って帰ってきてはダメ」とキツく言われていたので後ろ髪をひかれながらリリース。この後、もう一匹同じ魚がかかりましたが、同様にリリース。
でも、十分満足です。サビキを落とすたびに「ピク、ピク」と魚が突っつく感じが手元にあり、時々ぐっっと持ってかれます。何度もばらしましたが、2匹も釣れたのですから十分です。きっと美味しい魚だったはず。。
12時になりました。帰ることにしました。相変わらず北風4mから5m。

1時に和田長浜に着き、4時に自宅へ帰着。早速ネットで釣れた魚の画像を検索してみると・・・・ガーン!
「アイゴ」という、毒のある危険な魚でした。
食べて美味しい「氏素性のわかっている」魚、釣ってみたいなあ。
2015年09月06日
体力の限界・・・帰れない
方向転換して帰路につきます・・・が、
江の島方向から風が吹いています。沖へ流される東の風。潮も逆のようで、全く近づきません。怖いので茅ヶ崎ビーチに思いっきり近づいて、そこからタックして江の島方向へ向かおうとします。なんどもこれを繰り返します。
行きは江の島から30分だったのですが、帰りは1時間半、ようやく江の島を越えました。この先の長さを思うと、もう心が折れそうです。そこから、七里ガ浜へ思いっきり近づきます。沖へ流されないよう流されないよう。風は東の風2Mくらいでしょうか。足が痛くなってきました。

海岸に近づいたのでほっとしました。周りで学生たちのレースがやっています。

でも、そんな悠長な状態ではありません。まだ20キロも残っているのに、風がどんどん弱くなっていきます。
稲村ヶ崎がすぐそこに見えるのに、なかなか越えられません。疲れてペダルが重たい・・

もう1時です。何時に着くのだろう?時速7キロとして3時間。でも、時速7キロにはほど遠いスピードです。このまま、風が無くなってしまったら・・・・・?
そして・・・・鎌倉沖に2時。ついに風が無くなりました。

はるか彼方に、荒崎が見えます。あんな遠くまで漕ぐことはできない。足が動きません。風は吹いてくる様子はありません。「帰れない・・・」絶望的な気持ちになりました。
少し休んで、ゆっくりゆっくり、足に負担がかからないように漕ぎ始めました。おそらく徒歩くらいのスピードでしょうか、まっすぐ荒崎に向かって漕ぎます。海岸の景色を見ても、いっこうに進んでるように見えません。むしろ押し流されているのではと思うくらい。
それから1時間、ようやく葉山沖です。もうなにも考えられません。

薄く海面が色づき始めました。1Mくらいの微風ですが、足の負担が減り、スピードを感じられます。少し元気が戻ってきました。きっと帰れる!頑張って漕ぎます。

最後の最後に急に強い南風が吹いてきました。南風は波を伴い、船を風下へ押しやります。最後の力を振り絞って、風上へ漕ぎます。定置網を二つ越え、ようやく荒崎を越えました。
3時半に和田長浜帰着。

出航から7時間半。総距離60キロ。
達成感なんてありません。とにかく帰れて良かった・・・。

江の島方向から風が吹いています。沖へ流される東の風。潮も逆のようで、全く近づきません。怖いので茅ヶ崎ビーチに思いっきり近づいて、そこからタックして江の島方向へ向かおうとします。なんどもこれを繰り返します。
行きは江の島から30分だったのですが、帰りは1時間半、ようやく江の島を越えました。この先の長さを思うと、もう心が折れそうです。そこから、七里ガ浜へ思いっきり近づきます。沖へ流されないよう流されないよう。風は東の風2Mくらいでしょうか。足が痛くなってきました。

海岸に近づいたのでほっとしました。周りで学生たちのレースがやっています。

でも、そんな悠長な状態ではありません。まだ20キロも残っているのに、風がどんどん弱くなっていきます。
稲村ヶ崎がすぐそこに見えるのに、なかなか越えられません。疲れてペダルが重たい・・

もう1時です。何時に着くのだろう?時速7キロとして3時間。でも、時速7キロにはほど遠いスピードです。このまま、風が無くなってしまったら・・・・・?
そして・・・・鎌倉沖に2時。ついに風が無くなりました。

はるか彼方に、荒崎が見えます。あんな遠くまで漕ぐことはできない。足が動きません。風は吹いてくる様子はありません。「帰れない・・・」絶望的な気持ちになりました。
少し休んで、ゆっくりゆっくり、足に負担がかからないように漕ぎ始めました。おそらく徒歩くらいのスピードでしょうか、まっすぐ荒崎に向かって漕ぎます。海岸の景色を見ても、いっこうに進んでるように見えません。むしろ押し流されているのではと思うくらい。
それから1時間、ようやく葉山沖です。もうなにも考えられません。

薄く海面が色づき始めました。1Mくらいの微風ですが、足の負担が減り、スピードを感じられます。少し元気が戻ってきました。きっと帰れる!頑張って漕ぎます。

最後の最後に急に強い南風が吹いてきました。南風は波を伴い、船を風下へ押しやります。最後の力を振り絞って、風上へ漕ぎます。定置網を二つ越え、ようやく荒崎を越えました。
3時半に和田長浜帰着。

出航から7時間半。総距離60キロ。
達成感なんてありません。とにかく帰れて良かった・・・。

2015年09月06日
和田長浜から烏帽子岩クルージング

土曜日は日本海にある高気圧から太平洋にある前線に風が吹き込む「安定した北風」の気圧配置。北西方面のクルージングに行くには最適!と浜にきて、いそいそと艤装を始めました。
8時15分、往復50キロのクルージングに出発です。予想どおりの北~北北東の風3M~5M。波もなくアドベンチャーアイランドの為の海です。スターボードクローズ(右舷風上航行)一本で10時には江の島沖に到達です。天気も上々、暖かく、最高の海です。

江の島の横を通り過ぎ、烏帽子岩へ向かいます。

(カメラのレンズが曇っていて、うまく撮れてませんん)
風が弱まってきました。10時半になりました。烏帽子岩まで、もうちょっとです。せっかくここまできたのですから、烏帽子岩を回航したいと思いましたが、なんか風が嫌な感じになってきました。真後ろから吹いているような・・・・・

ここで、引き返すこととしました。行きはほぼ最短距離で24キロを2時間半で走破できました。
ここまでは、順調だったのです。
