2015年09月22日
本気で釣りをしてみたら・・・

前回、遠出をして怖い想いをしたので、今回は近場と決めていました。せっかくなので、「本気で釣りをしてみよう」と思い立ちました。これまでは、海にいることが優先で、釣りは「釣れたらラッキー」くらいの位置づけでした。
天候も入念にチェックし、北風安定の今日、帰りの心配が無いよう北へ北へ岸より岸よりに進みながら、サビキを落とします。が、いつもどおりピクリともしません。荒崎沖でも期待を込めて落としますが全然ダメ。作戦を変え、佐島マリーナの方に向かいます。

今日の作戦は「留まり作戦」です。そもそもオキアミを落としていっても、船がものすごい勢いで風下に流れていきますから、オキアミを撒いている意味がないのでは?とずっと思ってました。

今日は、「アンカー=漬物石」を用意してきました。でも、ロープが20Mしか用意していないので、何回も落としてようやく、秋谷海岸にすごく寄ったところに船を留めることができました。定置網の風上、近くに漁船もいるので、絶対、魚がいるはず。
トランポリンのうえで、オキアミを補充し、サビキを落とします。2、3分くらいでしょうか?「ググー!」今まで見たことがない竿の動きです。「ついにかかった!」強く引くと糸が切れてしまいそうです。少しほっておいて、少しづつリールを巻き始めました。すると・・・

見たことのない魚。昨日、ネットで見た「メジナか?」 でも、嫁から「氏素性のわからない魚は、持って帰ってきてはダメ」とキツく言われていたので後ろ髪をひかれながらリリース。この後、もう一匹同じ魚がかかりましたが、同様にリリース。
でも、十分満足です。サビキを落とすたびに「ピク、ピク」と魚が突っつく感じが手元にあり、時々ぐっっと持ってかれます。何度もばらしましたが、2匹も釣れたのですから十分です。きっと美味しい魚だったはず。。
12時になりました。帰ることにしました。相変わらず北風4mから5m。

1時に和田長浜に着き、4時に自宅へ帰着。早速ネットで釣れた魚の画像を検索してみると・・・・ガーン!
「アイゴ」という、毒のある危険な魚でした。
食べて美味しい「氏素性のわかっている」魚、釣ってみたいなあ。