2014年04月29日
海に戻ってきたー!(1leg)
遂に、その日がやってきました。
期待もありましたが、それよりも期待が大きすぎて外れたらどうしようといった不安もありました。
初めに見た感想は、デカイ! 運んでみて、重い!
そもそもカヌー自体初めてですし、この砂浜も初めての場所。カートへの縛り方も悪く、上に乗せたアウトリガーやセールごと横にひっくり返ったりしながら、右往左往しながら、ようやく波打ち際にたどりつきました。
もうこの時点でクタクタで、艤装が終わったところで、「買ったのは失敗?」と思い始めていました。
ところが・・・海に出てセーリングを始めると期待以上の感動が待ってました。
日本酒を船首とラダーにかけ、船を出します。パドリングをして少し出たところで足こぎのミラージュシステムとセンターボードを装着、ラダーを降ろします。(ラダーは、ショックコードが弱いせいか勝手に落っこちてましたが)
足こぎは、想像を超えるパワーがあり、ズイズイ進みます。そして、セールを広げて帆走に入ります。
実は、「所詮はカヌーだから、クローズ(風上への帆走)は難しいだろう。せいぜいアビーム(横風帆走)くらいでスピード感を楽しむくらいではないか?でもそれでいいや。」と、勝手に思ってました。
セールを広げた瞬間に波を切る音が変わります。手元のレバーでラダーを操作し風上に向けながらセールを引き込みます。
この日は朝から南風で5mくらいでしょうか?
船は傾きますが、アウトリガーのおかげで不安感はまったくありません。不思議なのは、このくらいの風にも関わらず速く感じます。海面から近いからでしょうか?それともヨットよりもずっと軽いからでしょうか?
学生時代に乗っていた470というレース用のヨットが近くで練習していたので、風上後方から追っかけてみました。
風上への上り角度はかなわないものの、かなりの時間後ろを追っかけることができました。スピードはやはり体感どおりあるようです。
また、アンカリングしている風上の漁船に向かって、走ってみましたがしっかりと風上へ上って走れました。
これならどこにでも行けます。
ただし、タック(風上への方向転換)は、足こぎのサポートが必要です。通常のモノハルディンギーでは、船を傾かせ(オーバーヒールさせ)方向転換時に失速しないようにします。
沈しないようについているアウトリガーがそれをさせないことと、風上への角度が鋭角でないので難しいのではないかと思います。
でもそれをカバーできる足こぎシステムが素晴らしい。沈したくないけどセーリングしたいというニーズを叶える仕組みです。
気持ちが良くてドンドン沖へ出ていきます。南風が心地よく、程よいヒール(傾き)で波を切っていきます。思ったより波はかぶらず快適に、あっというまに湾から出てしまいました。
右手に江ノ島が遠くに見えます。その向こうに富士山もうっすらと霞んでます。
左手には、油壺シーボニアのマンションがみえます。
「ついに海に戻ってきたー」感激でした。写真を取りたかったのですが、防水のカメラがなく断念。
二時間ほど、セーリングをして12時ころ上がり上がりました。もっと海にいたかったのですが、後片付けが心配だったので早くあがりました。
海に出ているときは最高でしたが、片付けの手際が悪く、またしてもクタクタ。トラウマになりそうなくらい大変でした。
次回以降の課題は
・準備、後片付けの合理化(なんか仕事みたいですが)
・カヌーとしての楽しみ方(釣りがしてみたい)
・防水カメラ
・ラダーが落ちてこないようショックコードを調節
最後にIPhoneでとった出艇前の写真
期待もありましたが、それよりも期待が大きすぎて外れたらどうしようといった不安もありました。
初めに見た感想は、デカイ! 運んでみて、重い!
そもそもカヌー自体初めてですし、この砂浜も初めての場所。カートへの縛り方も悪く、上に乗せたアウトリガーやセールごと横にひっくり返ったりしながら、右往左往しながら、ようやく波打ち際にたどりつきました。
もうこの時点でクタクタで、艤装が終わったところで、「買ったのは失敗?」と思い始めていました。
ところが・・・海に出てセーリングを始めると期待以上の感動が待ってました。
日本酒を船首とラダーにかけ、船を出します。パドリングをして少し出たところで足こぎのミラージュシステムとセンターボードを装着、ラダーを降ろします。(ラダーは、ショックコードが弱いせいか勝手に落っこちてましたが)
足こぎは、想像を超えるパワーがあり、ズイズイ進みます。そして、セールを広げて帆走に入ります。
実は、「所詮はカヌーだから、クローズ(風上への帆走)は難しいだろう。せいぜいアビーム(横風帆走)くらいでスピード感を楽しむくらいではないか?でもそれでいいや。」と、勝手に思ってました。
セールを広げた瞬間に波を切る音が変わります。手元のレバーでラダーを操作し風上に向けながらセールを引き込みます。
この日は朝から南風で5mくらいでしょうか?
船は傾きますが、アウトリガーのおかげで不安感はまったくありません。不思議なのは、このくらいの風にも関わらず速く感じます。海面から近いからでしょうか?それともヨットよりもずっと軽いからでしょうか?
学生時代に乗っていた470というレース用のヨットが近くで練習していたので、風上後方から追っかけてみました。
風上への上り角度はかなわないものの、かなりの時間後ろを追っかけることができました。スピードはやはり体感どおりあるようです。
また、アンカリングしている風上の漁船に向かって、走ってみましたがしっかりと風上へ上って走れました。
これならどこにでも行けます。
ただし、タック(風上への方向転換)は、足こぎのサポートが必要です。通常のモノハルディンギーでは、船を傾かせ(オーバーヒールさせ)方向転換時に失速しないようにします。
沈しないようについているアウトリガーがそれをさせないことと、風上への角度が鋭角でないので難しいのではないかと思います。
でもそれをカバーできる足こぎシステムが素晴らしい。沈したくないけどセーリングしたいというニーズを叶える仕組みです。
気持ちが良くてドンドン沖へ出ていきます。南風が心地よく、程よいヒール(傾き)で波を切っていきます。思ったより波はかぶらず快適に、あっというまに湾から出てしまいました。
右手に江ノ島が遠くに見えます。その向こうに富士山もうっすらと霞んでます。
左手には、油壺シーボニアのマンションがみえます。
「ついに海に戻ってきたー」感激でした。写真を取りたかったのですが、防水のカメラがなく断念。
二時間ほど、セーリングをして12時ころ上がり上がりました。もっと海にいたかったのですが、後片付けが心配だったので早くあがりました。
海に出ているときは最高でしたが、片付けの手際が悪く、またしてもクタクタ。トラウマになりそうなくらい大変でした。
次回以降の課題は
・準備、後片付けの合理化(なんか仕事みたいですが)
・カヌーとしての楽しみ方(釣りがしてみたい)
・防水カメラ
・ラダーが落ちてこないようショックコードを調節
最後にIPhoneでとった出艇前の写真

2014年04月20日
清水の舞台を飛び降りてしまった
今日までこのブログを一所懸命書いてきたのは、海へ出ようという自分の気持ちを揺るがせないためのものでした。
でも、ついに注文してしまいました。嫁に内緒で。
もう後戻りできない。大きな楽しみと、同じくらいの大きな不安。
4月27日
いよいよセーリングカヌー・アドベンチャーアイランドが自分のものになるのです。
海に出たいと、ネットの中で泳ぎ初めて半年。想像、妄想の中だけで走っていた海はどんなものなのでしょうか?
でも、ついに注文してしまいました。嫁に内緒で。
もう後戻りできない。大きな楽しみと、同じくらいの大きな不安。
4月27日
いよいよセーリングカヌー・アドベンチャーアイランドが自分のものになるのです。
海に出たいと、ネットの中で泳ぎ初めて半年。想像、妄想の中だけで走っていた海はどんなものなのでしょうか?
2014年04月20日
アドベンチャーアイランド
アドベンチャーアイランドこそ、ビビりにピッタリの船だと思いましたが、またまた問題が。
値段が高いのです。アクアミューズの倍以上。嫁の許可がおりるわけありません。
それと、マイカーに大きすぎてカートップできないことが分かりました。
「ダメだ。これは、どうにもならない。」
そのとき、また若い時の自分の言葉を思い出しました。
昔は出来ないことなんてないといつも言ってました。
そうだ、ビビりで引きこもりの自分を変えなくてはいけない。絶対になんとかしよう。とりあえず、カヌーショップで有名なサウスウインドさんに行って相談してみよう。
でも、ホームページにはアドベンチャーアイランドのことなんて書いてないし、わかるのかなあ?

なんと、そこには、あったのです、アドベンチャーアイランドの在庫が。詳しく教えてくれました。
カートップできないなら、サウスウインドの和田長浜の置き場に有料で置くことができると。今なら、すぐに引き渡せる状態だと。
これは運命を感じました。
値段が高いのです。アクアミューズの倍以上。嫁の許可がおりるわけありません。
それと、マイカーに大きすぎてカートップできないことが分かりました。
「ダメだ。これは、どうにもならない。」
そのとき、また若い時の自分の言葉を思い出しました。
昔は出来ないことなんてないといつも言ってました。
そうだ、ビビりで引きこもりの自分を変えなくてはいけない。絶対になんとかしよう。とりあえず、カヌーショップで有名なサウスウインドさんに行って相談してみよう。
でも、ホームページにはアドベンチャーアイランドのことなんて書いてないし、わかるのかなあ?

なんと、そこには、あったのです、アドベンチャーアイランドの在庫が。詳しく教えてくれました。
カートップできないなら、サウスウインドの和田長浜の置き場に有料で置くことができると。今なら、すぐに引き渡せる状態だと。
これは運命を感じました。
2014年04月20日
なぜカヌーなの?
これまで、ディンギーも大きなクルーザーヨットも乗ってきましたが、今はカヌーが一番自分の求めてる海への関わり方に合っていると思うのです。
何故なら、
ディンギーは、一人だと怖い。風がないと帰ってこれない。突風も怖い。ただ海に出てもつまらない。やっぱりレースに出ないと。ディンギーは競ってナンボ。もうそういうのは卒業です。出艇時間もヨットハーバーの規則だし、お金もかかる。
クルーザーは、自分では持てないのでオーナーにお願いしないといけません。そうなると当然義務も発生します。例えば船底掃除に参加できないとストレスに感じてしまいます。仕事と家庭にまだまだ縛られがちな年頃なのです。自由時間は限られています。
カヌーは、明日海に出たいと思ったら早朝でも好きな時に海に出れます。一番カヌーに惹かれたキーワードが「海上散歩」です。ヨットでは行くことのできない入江などに行けます。海の上でマッタリとゆっくりとができます。釣りをするのもいいでしょう。セーリングカヌーでしたら、爽快感も有るでしょう。自由な休日を過ごせるような気がしませんか?(やったことがないので妄想ですが)
こんな所にも行けてしまうようです。
何故なら、
ディンギーは、一人だと怖い。風がないと帰ってこれない。突風も怖い。ただ海に出てもつまらない。やっぱりレースに出ないと。ディンギーは競ってナンボ。もうそういうのは卒業です。出艇時間もヨットハーバーの規則だし、お金もかかる。
クルーザーは、自分では持てないのでオーナーにお願いしないといけません。そうなると当然義務も発生します。例えば船底掃除に参加できないとストレスに感じてしまいます。仕事と家庭にまだまだ縛られがちな年頃なのです。自由時間は限られています。
カヌーは、明日海に出たいと思ったら早朝でも好きな時に海に出れます。一番カヌーに惹かれたキーワードが「海上散歩」です。ヨットでは行くことのできない入江などに行けます。海の上でマッタリとゆっくりとができます。釣りをするのもいいでしょう。セーリングカヌーでしたら、爽快感も有るでしょう。自由な休日を過ごせるような気がしませんか?(やったことがないので妄想ですが)
こんな所にも行けてしまうようです。

2014年04月19日
ビビりなのです
アクアミューズ、セーリングも、カヌーで釣りもできてしまう。沢山の
人たちのブログで勉強してみました。カートップでどこにでもいけるので、いろいろなところでコミュニティーが作られ、いろいろな楽しみ方をしています。素晴らしい!よし、これで海に出られる。
ところが、一つ問題が**
若い頃、怖いもの知らずでムチャをして何度も海で危険な目に会いました。当時はなんとも思ってなかったのですが、年をとり保守的で安全なことしか出来なくなっている自分に気付いてしまったのです。
「レスキュー艇もなく一人で海に出て、沈が起こせなかったら?」
「風が無くなったら帰れない、片側のパドリングで帰ってこれるの?」
「ラダーが折れたら?穴があいたら?」
「強風、突風でセールもパドリングもできなくなったら」
昔、経験したことが、次から次ぎへと思い浮かびます。思いもかけない障害でした。まさか自分が、こんなにビビりだったとは。
諦めようか、どうしようかと悩んでいるとき、またまたネットで発見してしまったのです。それが、ホビーという外国の会社が作っている「アドベンチャーアイランド」というセーリングカヌーでした。
日本では、まだあまり普及していないようで、ブログも少ないのですが、印象としては
「アウトリガーが左右についているので、滅多なことでは沈しない」
「ミラージュシステムという足こぎは、相当強力で長時間漕げる」
「セールはワンタッチで巻きとれるので、強風になっても安心」
「ラダーが壊れても、ミラージュシステムが壊れても両側パドリングができる」
「多少ぶつかっても壊れない素材らしい」
ビビりの人のための船だと思いました。
人たちのブログで勉強してみました。カートップでどこにでもいけるので、いろいろなところでコミュニティーが作られ、いろいろな楽しみ方をしています。素晴らしい!よし、これで海に出られる。
ところが、一つ問題が**
若い頃、怖いもの知らずでムチャをして何度も海で危険な目に会いました。当時はなんとも思ってなかったのですが、年をとり保守的で安全なことしか出来なくなっている自分に気付いてしまったのです。
「レスキュー艇もなく一人で海に出て、沈が起こせなかったら?」
「風が無くなったら帰れない、片側のパドリングで帰ってこれるの?」
「ラダーが折れたら?穴があいたら?」
「強風、突風でセールもパドリングもできなくなったら」
昔、経験したことが、次から次ぎへと思い浮かびます。思いもかけない障害でした。まさか自分が、こんなにビビりだったとは。
諦めようか、どうしようかと悩んでいるとき、またまたネットで発見してしまったのです。それが、ホビーという外国の会社が作っている「アドベンチャーアイランド」というセーリングカヌーでした。
日本では、まだあまり普及していないようで、ブログも少ないのですが、印象としては
「アウトリガーが左右についているので、滅多なことでは沈しない」
「ミラージュシステムという足こぎは、相当強力で長時間漕げる」
「セールはワンタッチで巻きとれるので、強風になっても安心」
「ラダーが壊れても、ミラージュシステムが壊れても両側パドリングができる」
「多少ぶつかっても壊れない素材らしい」
ビビりの人のための船だと思いました。

2014年04月18日
海には出たいけど
昔、毎週海でヨットに明け暮れていました。真っ黒に日焼けして、毎日、海と風の中で充実した日々を送ってました。ところが、いつの日からか休日は家でゴロゴロ、家内と近所に買い物に行くくらいの引きこもりになりました。
そんなオジサンが、海に戻りたいと急に思い立ちました。
きっかけは、ふと目にしたセーリングカヌーのホームページでした。
「アクアミューズ」その船は、ヨットとカヌーのいいとこ取り。

簡単に車の上に乗せて、どこの海、湖にも行くことができます。セーリングも楽しめます。
「これだ!これなら、家において行きたい時に手軽に海に出れる 。」とおもいました。
そんなオジサンが、海に戻りたいと急に思い立ちました。
きっかけは、ふと目にしたセーリングカヌーのホームページでした。
「アクアミューズ」その船は、ヨットとカヌーのいいとこ取り。

簡単に車の上に乗せて、どこの海、湖にも行くことができます。セーリングも楽しめます。
「これだ!これなら、家において行きたい時に手軽に海に出れる 。」とおもいました。